片づけ意欲が上がっているときに書類の片づけから始めるのを進めない理由

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片づけのご相談をいただくと9割がた書類の整理もお悩みの1つとしてお話しいただきます。

ですが、片づけはじめの一歩として書類の整理はおススメしていません。
(どうしても書類の整理からしないと進めない・そこからやりたいという場合はそのように対応しますが・・・)

書類の整理から始めない方がいい1番の理由は「かけた時間と負担のわりに変化がわかりにくい」から。

 

こちらが先日2時間かけて書類の整理をしたビフォー(左) とアフター(右)です。

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ほぼ見た目は変わらないと思いませんか?

 

手順は基本の「全部出す」「分ける」「収める」で進めました。

ここにある書類は既に何度も整理をしているのでグループ分けもだいたいされていて、主にプライベートの書類(取り扱い説明書・保管書類)と仕事用の資料(セミナー資料等や郵送用封筒)を置いています。
※個人情報が含まれるお客様の資料は別の施錠できる収納棚に保管しているのでここにはありません。

全て出して、プライベート・仕事の大分類で分けて、その後中分類→小分類と確認をしていきます。

期限切れの資料などを除いた結果がこちら。

今回は2,000枚近い紙をチェックしましたが、1枚2秒で判断したとしても1時間以上かかります。2,000回分のいる・いらない・どのカテゴリーに属するのかを確認すると考えるだけでグッタリしませんか?

片づけはじめのどんな書類がどのくらいあるのかわからない、集めるところからという段階だとさらに1枚1枚全く違うカテゴリーの書類の判断をすることになることもあります。

プライベートのことや仕事のこと、学校のこと、あちこちに考えをめぐらせながら何時間も判断をし続けることは脳にとっても負担がすごく大きいことです。

何時間もかけてグッタリしながら片づけたのに終わったあと、家全体を見渡した時にあんまり変わってないなんていうこともあります。

 

これが片づけはじめのエネルギーがある時はできるだけ大きな範囲が変化するような物から片づけから始めることをおすすめする理由です。

自分ひとりで進められるクローゼット、靴箱など1つ1つのものが大きいところや、洗面所やトイレなどスペースが限られているところから始めてみてくださいね。

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