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お客様と作業していると、自分自身のものの持ち方や選び方を見直すことになります。作業から帰ってきたら自分の家のものを見直したくなるのは片づけの仕事あるあるですね。
「選ぶ」作業をしている中で、どのような分類で分けていったらお客様がゴールに近づけるのか、すっきりと腑に落ちるのか、どのような声かけをすると伝わるのかぐるぐると思考を巡らせています。
思い出を大切にする方、効率を求める方、自分の好きを大事にする方。
本当に選び方、価値観はそれぞれなのでどのような言葉がけをすることで寄り添えるのか日々勉強です。
ひとつの引き出しにつまった思い入れの強いものを、用途で分けてみたり色で分けてみたり、ひとつひとつどんな仲間(グループ)なのかなと進めていくと「楽になりたい」「効率よくしたい」「ものを減らしてすっきりしたい」と思いつつもどうしても手放しにくいものがありますね。
我が家の小学生男子はカードゲームのカードで遊ぶのが大好きです。
自分のおこづかいで買ったカード、夏のお祭りのくじ引きでもらった残念賞的なカード、雑誌の付録でついてきたカードを「どれも大事」と引き出し一杯にため込んでしまらない状態になります。
ゲームの種類に関係なく「カード」という分類でとらえている様子で、遊ぶためのカードというよりカードを持っていることがうれしかったようでした。
もっとあふれている状態になったこともよくあります(汗)
その都度、ゲームの種類に分けて整えることを繰り返しても、種類に分けるだけなので数が減ることもなく、また種類が増えていつの間にかこの状態に戻ってしまいます。
あるとき、ふと思いついて試してみたのがこの方法。
分類のヒントは「大好きな順」
4つのグリッドで好き・よく遊ぶで分けてはいましたがこちらは好きな順に一列に並べていきます。
そうすると、自分の中の順位付けが目に見えたのか「ここから先はもういらない。手放す。誰かにあげる」と言い出しました。
数もぐんと減ったので、押し込むことなく引き出しがしまるようになりました。
日ごろ遊ぶ時も「大好き」が残っているので引き出しをあけてうれしそうです。
大きなかたまりでとらえているとわかりにくいものも、グループで分けたり、4つのグリッドで分けてみたり、順位で並べてみたりすることで、自分とものとの関係性が少しずつわかってきます。
わたしも今ずっと手放しにくいなぁと思っているものがあったのでこのタイミングで見直してみました。
見るたびに「あぁ。。。見直さなきゃ」とこれからも思いたいのか、そこにあることで自信が持てたり勇気づけられたりするのか。それは自分にとってどんな存在なのかな、持っていてどんな気分になるのかな。なんていう風に考えてみると少しずつ気持ちの整理がついてくるような気がします。
自分が暮らしたい空間を自分で選び取る。
そんな勇気が必要なときなのでしょうね。