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今日からこどもは学校です。
北海道の冬休みはとても長いのでこんなに短いのはなんだか不思議。
この短い冬休みにむすこと2人で毎日取り組んだことがあります。
タイトルにもある「なわとび」
冬休み前から、学校でなわとび大会があるということでクラスで練習が行われていたのですが
苦手意識があるのか、やる気がないのか、とぼうとする気をあまり見せないむすこ。
たまの休みの日に声をかけて練習しようとしても気乗りせず、冬休み前は2回跳ぶのが精一杯でした。
(たまたまなのか5回とべてみんなからほめてもらいましたなんて連絡帳に書かれるほどで 苦笑)
発達障害児によく見られる目と手の協応の不器用さが目立つむすこは
いまだにキャッチボールができません。
柔らかいボールや少し大きめのボールで練習しようと2メートルくらいの距離から投げると
キャーキャー言いながら逃げ回り、転がるボールと戯れる子犬のようになります。
しかし、ここで休みの間にたくさん跳べるようになってみんなを驚かせよう!!と
20回跳ぶことを目標に、なんとかその気にさせて、この本を参考にして取り組みました。
日常の中の基本的な生活動作から、コンパスや図形を描く、リコーダー、鉄棒といった
学習や動きなど77項目について、原因別のサポートやアドバイスが書かれています。
作業療法士さんが書かれただけあって、発達の進み具合や道具の工夫など参考になることが
たくさんありました。
用意したのは、同じ形の縄を2つ
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最初に、縄を片手に持って回す練習から。
利き手の右手は問題なくクリア。ここで、左手の手首の回転がうまくできていないことがわかりました。
回すうちに手にからみついてしまったり、体に平行にならず斜めに回っていたり。
とにかく目標の20回分を回せるようにと縄を回すことだけに集中しました。
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次に、両方の手にひとつずつ縄を持ち、同時に回す練習に進みました。
右と左の回転がそろうことが理想ですが、最初はとにかく回すこと。
斜めになったり、片手に気をとられもう片方が回らなくなったりここでも少し時間がかかりました。
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次は、先ほどと同じように両方の手にひとつずつ持った縄を回しながら跳ぶ練習。(表紙右上の絵の状態)
片手ずつに縄を持っているので足と手のタイミングがあわなくてもとまることはありません。
なんとなく、タイミングが合いだしたら次のステップへ
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次は、1つの縄を両手に持ち、動作を区切りながら跳ぶ練習
縄を回し足の前で止め、とびこえる、もう一度回し、とびこえる、回して、とぶ
この時、むすこはどうしても上半身が前に倒れこんでしまっていたので
体は倒さないよう声かけをしながら、回して、とぶ、回して、とぶを繰り返しました。
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そうしていくうちに、自信がついてきたのか回してとぶの区切りがなくなってきました。
しばらくは回すスピードととぶタイミングがあわず、とび急いだり、回し方が早くなったりで
ひっかかることが多かったのがいつの間にか5回、6回ととべるように。
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衝動性や不注意が強く、とんでいるうちに意識がほかにいってしまいそうになったり、
縄を回すスピードやとぶタイミングが安定せずなかなかうまくいかないこともありました。
回数とべるようになってくると、とんでいる途中で集中が切れてきたなと目に見えるので声かけをすると、
その声に反応して引っかかってしまったり。。(汗)
そうこうして毎日練習している冬休みの間に、目標20回のはずが2日目にはクリアして
最終的には50回をこえてとべるようになりました。
途中途中、叱ったりなだめたりもしましたが、効果があったのはできているよ、とべているよという
声かけでした。
きれいに縄をまわせている、体がまっすぐになっている、足がきれいにそろっている、
どんな小さなこと1つでもいいのでできているよと言うと調子にのります(笑)
冬休みを振り返り、縄跳びをがんばった話をすると照れくさそうに鼻をふくらませながら
デレデレ溶けそうになるむすこ。
ほかの事にもやる気が出てきたのか、いつもは食べない野菜をもりもり食べてみたり
お手伝いのフットワークが軽くなってきたようにみえます。
ちょっと成長したかな?