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「片付けない」 なんて魅力的な言葉!
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この本は片付けられなくて困っている人、片付けができない自分にバツじるしをつけてしまっている人におすすめしたいなと思います。
片付けが苦手だと有名な方々の写真が出てきます。
パッと見た感じカオスに見える写真の中から、どうしてこうなるのかの解説もあって「なるほどなぁ。。。」と思いながら読んでました。
読み終えてみると「片付け」って本当に漠然とした言葉だと思いました。
「片付けと掃除は違うんですよ」とか「整理と整頓は違うんですよ」というのはよく言われます。
何がどう違うの?を知りたい方はライフオーガナイザー2級認定講座へ。
この本の内容は、片づけを「物がしまわれ何もない状態」とするとこの本は片づけない技術ですが、「目的のために必要なものが必要な場所に配置されている」とするとその人にあった片づけの技術の本です。
ということで実際にこの本のやり方でカオス気味だった作業机を片付けてみました。
?カオスなビフォー
うーん、もっとひどくモノで溢れているイメージだったけどそうでもない(苦笑)
(写真に撮ってみてはじめて客観的に見えることもあるのでブログを書いていない方でも、まず写真を撮ることをおすすめします。うっかり間違って片付けのプロになっちゃった時には「あの頃の写真撮っておけばよかった~orz」なんてことも。)
ビフォーは、とにかく使ったモノから自分の近くに置いてます。
忘れたくないもの、使う時になって絶対”忘れた!”ってなるよなと予想できそうなモノはすぐに使わないものでも目につく場所に置きっぱなしにしてあります。
読みたい本があるとき、何冊かを並行して読んでいくタイプなので右側のとりあえずあいたところに積んでいたり書類と層になっていたり。
参加した講座の資料や処理中のモノが右ななめ前で本と一緒にミルフィーユのようになっていますね。
新しく入ってきたやりたくなったことがあると左側に置き、途中に別の優先することが出てくると右側のミルフィーユ層に移動しまた左側で作業が始まります。
何をやっていたのか、何を優先してやらなければいけないのかわかりにくいカオスです。
? ?まぁとにかくアフターです。
あれ、こっちの方がカオスに見える(笑)
なんでも片付けようとするのではなく、「自分にとって必要なもの」は、いくら散らかって見えたり片付いていなく見えようが、あえてそこに残しておくのです。
(66ページ)
仕事用のパソコンとか会議の資料とか、物理的に必要なものもありますが、そうではなく「作業とは関係なくて余計なんだけど、自分には必要だと思えるもの」を、片付けずにたくさん置いておくのです。
(67ページ)
乱雑具合、整頓具合にもその人その人、モノ毎にもちょうどいい乱雑さがあるので自分にちょうどいい乱れ具合を探ってみましょうと書いてます。
何もないきれいな机に片付けたけれど、さっぱりアイデアが浮かばなくなったとか思うように進まなくなったという時は、思考のちょっとした刺激になるようなモノを目に入る場所に置くといいそうです。
私が足したアイテムはこちら。
考え事をする時にペン回しをしたり、髪の毛を触るクセがある方もいますよね。
私はにぎにぎしながら手のひらに刺激を与えるのが好きみたいです。
他に右側のトレーにはリフレッシュ用のハッカ油もあります。
もっと言うなら好きな芸能人の写真とか、大好きなキャラクターのおもちゃとか糖分補給の飴とかお菓子とか。
パソコンの左横に置いているモノは今最優先ですることで、ここに置きっぱなしにします。
『片付けない技術』ではこのように書いてありました。
なぜ、机や部屋を不用意に片付けすぎてはいけないのか?
それは、作業場には「前回までのセーブデータ」があるほうがよいからです。セーブデータというのは、主にゲームなどで使われる言葉で、それまでの経過記録をさす言葉です。
(92ページ)
あえてそのままに「残す」ことによって、そこに場所のセーブデータが生まれ、翌日また来たときに「よし、続きをやるぞ」という、仕事モードや勉強モードにすぐ入れる効果が生まれます。
(93ページ)
ひらめきであっちこっちに飛んでしまうタイプなので、やりたいことが新しく出てきてしまった時に最優先でやるはずがどこかに飛んでいってうっかり後回しにしちゃうんですよね。
でも、この場所に最優先のものを置くと決めておくと作業机に戻ったときに否が応でも思い出すことになります。
頭の中の整理が得意な方は忘れちゃうの??? と驚く方もいらっしゃるかもしれませんが、忘れちゃうんですよ。一応ライフオーガナイザーですけど(笑)
手帳に書いたりとか見える位置にファイルボックスを置いてそこに入れるとかしてみましたがしまってしまうとさっぱり記憶から消えてしまうことがあるのでこのやり方が私にはあっていそうです。
左手奥には読んでいる途中の本が山積みになっていたり、ひらめいた時用のおえかきちょうもあります。
罫線があるノートだと思考が罫線に邪魔をされるみたいです。
Evernoteも使いますが、とにかくガリガリと書き出していって、小さなノートだと思考が広がった時に収まらなくなるのでおえかきちょうサイズがぴったりでした。
きれいにすることがゴールではなく、自分のやりたいことが進めやすくなる『片付けない技術』
まさにライフオーガナイズ。
しばらくこの状態で使ってみて私にとってちょうどいい乱雑さを観察してみようと思います。