リスク管理という言葉にはどんなイメージがありますか?
ケガや病気で入院・手術となってしまったときの為に保険に加入したり、
収入が減る・無くなる時の為に貯金をする・・・
パソコンやハードディスクが壊れても困らないように別のものにバックアップしておくなどでしょうか。
情報システム系の仕事をしていて色々学んでいるときにリスク管理についても学びました。
主に4つの対処方法があります。
(1) リスクの低減
外出時は鍵をかける、鍵を2重にする、簡単に破られないような鍵に変更する
パソコンにウィルス対策のソフトをインストールする とか。
(2) リスクの保有
リスクだとわかっていても、かける費用に対しての効果が小さい、
現時点で適切な対策がないので何もしない(リスクを受容する)
(3) リスクの回避
リスクの発生原因を断つ方法や全く別の方法に変更する方法
銀行の貸金庫に家宝や貴重品を保管して盗難のリスクを回避する
(うちには家宝なんてないけど)
今回の私のように災害の影響が低そうな物件に引っ越すもこれにあたるかな。
(4) リスクの移転
先ほどあげた保険の加入など
入院によって受けるリスク(収入減・費用負担)に対し保険をかけてそれを充当する
何もしないという方法も立派なリスク管理なのです。
何がいいたいのかというと既に民間の賃貸を探すのに疲れてしまったということw
今回私は住んでいる建物の外壁のヒビをみて(3)リスクの回避 を選ぼうとしました。
ところが実際にそれを行動に移したときに、何十万もの費用で得る効果が小さいのではと思い始めました。
具体的には、家賃はあまり上げたくないのでそれなりの物件を選択することになります。
狭くてもしっかりした建物を選んだ場合、こどもがこれから大きくなり手狭になったらまた引越しとなるだろう。
今よりは少しましという物件を選んだ場合、設備が今よりも確実に古くなるので普段の生活の満足度が下がりそう
(我が家入居してから、エアコン・風呂釜・台所の給湯器が新品になってます)
あとはむすこが進級のタイミングで環境の変化についていけるかということ。
これまでも同じ園に通い同じ先生、友達でも1日を過ごす部屋が変わっているだけで慣れるまで数ヶ月必要でした。
今回は年長になるのでむすこ自身が「年長さんだから」と自分にプレッシャーをかけることも十分予想できます。
それと私の問題で現在契約社員として勤務している3年目にあたるということ。
この1年が終わったら正社員雇用となるのか、契約終了となり新たな職場を探さなければいけないのか
収入減となるリスクもあったのです。
周りに親戚もいないシングルマザーで、残業もできないとなるとなかなか雇用してくれる会社はありません。
これといって手に職を持っているわけではないし、年齢的にも選択肢はかなり狭くなってきています。
パートやアルバイトという選択肢もありますが収入減となると、現時点で貯蓄を減らすわけにはいきません。
なんだか色々問題がありすぎて混乱してきそうです。
こんな時こそ自分の状況を「俯瞰」して乗り越えられたらと思ってます。