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先日、「ひとつひとつ言わないとわからないのか!」というプチ事件が起きました。
数年前のわたしなら怒り爆発!ものすごい剣幕で感情をあらわにして怒りをまき散らしていたと思うようなレベルのこと。
幸いなことにすぐに怒りをぶつける相手が目の前にいなかったので、怒りの種はなんだろう・・・?と掘り下げてみると、いつの間にか怒りの感情はどこかに行ってしまい、それどころか相手にどう伝えていいのかわからなくなってしまったのでした。
アンガーマネジメントを身につけようとおもったきっかけ
数年前の私は本当に些細なことでもイラっとしてしまうような人でした。
思うようにならないことが多すぎて、伝わらないことが多すぎて、家族が巻き起こすあれやこれやが腹立たしくて、どうしてこんなことができないの?どうして他の人と同じようにできないの?と。
私の怒り感情のダダ漏れは、こどもを二次障害の状態にしてしまった要因のひとつでもあったように感じています。
ふとしたきっかけでアンガーマネジメントを学ぶ機会に参加してみると
・怒りの感情をまき散らしても、状況は改善するどころか相手との関係性も悪くなる
・怒りの感情とまぜこぜに伝えると、伝えたい真意が伝わらない
・怒りの感情は自分も相手も不快になる
ということに気づき、
人との関係を悪くしたいわけではないとアンガーマネジメントを身につけようと心に決めたんです。
アンガーマネジメントを学んだのは
今ではアンガーマネジメントに関する本はたくさん出版されています。
アンガーマネジメント協会の講師が開催しているセミナーもたくさんあります。
わたしは、幸いなことに所属している日本ライフオーガナイザー協会のチャプターイベントで
代表理事である安藤さんのお話しを聞くことができました。
さらにさらに、協会の年次総会(カンファレンス)でも安藤理事の講演がありました。
とてもわかりやすく腑に落ちるもので、日々の行動にもつなげやすいエッセンスがたくさん。
本当にすごいタイミングでめぐり合うわたし。何かとめぐりあわせに助けられます。
怒り感情をコントロールするためにやってみたこと
やめたいと思って知った方法は、知っただけですぐにできるようになるわけではない。
やってしまった後に気づく → やっている間に気づく → やろうとする瞬間に気づく → やらなくなる
とステップがあると渡辺奈都子さんから聞きました。
そうとなれば、最初のうちは「またやってしまった・・・」と凹むようなことがあっても「気づけただけOKだよね。次はもう少し気づけるように」と自分を勇気づけながら自分に落とし込んできました。
私が気を付けていたことは
・怒りの感情がおさまるといわれる6秒間、ほかのことを考える
・タイムアウト(その場を離れる)
・怒りの感情の元にある自分の信念や大切にしたいことは何か考える
・本当はどうあって(して)欲しかったのか考える
などなど。
発達障害に関する本を読んでいると「未学習」と「誤学習」という言葉が出てきます。
未学習 ~ どうしてよいか分からない 経験がない
誤学習 ~ 誤ったこと、間違ったことをうまくいったように認識してしまい繰り返す
今回「してほしくなかったこと」については、ルールとして私との間で約束していなかったことでした。
本人が知っている中にそれが「してはいけないこと」と認識されていなかったこと。
考えたらわかるだろう!と思ってしまうことでも、イメージ力が弱い人に難しいことです。これは未学習です。
未学習は学んでいないから、まずは知ってもらうところから。
当の本人に「してほしくなかったこと」を伝えてみたところすぐに「ごめんなさい」と返ってきました。
これは誤学習ですね。 怒られた雰囲気を察知したら「ごめんなさい」を言うと学んでいるんです。
本当は、何が叱られているのかを理解して同じことを繰り返さないことが大事です。
こうして、私の今回の怒りの伝え方は、淡々としてほしくなかったことを説明するという形で終わりました。
伝わったかなぁ・・・・どうなんだろうなぁ・・・・