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名古屋の資源屋敷。テレビ等でご覧になった方もいらっしゃるかと思います。
以前片づけとは関係のないテーマで取材されたことがありますが、局側のシナリオありきの取材と放送ほど恐ろしいものはありませんね。どうしてこんな伝え方になってしまうのだろうと悲しい気持ちになります。
テレビで伝わることには限界がありますので、私の中でテレビ離れが進んでいます。
数年前から、慢性的に片づけられない状態の方のサポートを学んでいるライフオーガナイザー数名で片づけ作業のサポートに入っています。
→https://jalo.jp/life-organizer/clo/
先日、資源屋敷の片づけ作業に参加してきました。
一部の情報だけだとぱっと見て何も進んでいないように見えるかもしれませんが、オーガナイザー目線で見るとあそこもここも変化している!というポイントがたくさんあります。
今年の1月には床のタイルが少し見えるところまで
先日はこのように
この週末にはもう少し奥まで分類作業が進みました。
ご本人にとって持つ理由がある大事なものなのです。
ひとつひとつに「こうしたい」という思いが強い方ですから、ご本人が納得して片づけをすすられるようにサポートするのが私達の役割です。
自分が大事にしているものを「そんなのいらないでしょう」と言われると悲しいですよね。
卒業アルバムを大切にとっておきたい人もいれば、今の自分には必要ないと手放す人もいるのです。
何を大切にしたいのかは人それぞれ。
慢性的に片づけられない方は
「やりたいこと」と「できること」が一致しないことがあります。
慢性的に片づけられない状態が続いていると、「やらなければいけないこと」「やりたいこと」「できていないと感じること」が山のように積み重なっています。
頭の中にたくさんあるそういったことで思考があちこちに飛んでしまうので、なかなか1つずつ完了させていくことが難しいです。
だからこそ船の碇のように、意識をそこに残して進められるようにサポートする存在が必要なのです。
一般的に認知されている片づけの方法、進め方ではうまくいかないことが多いです。
片づけ本や特集、片づけに関わる仕事をする方が増えて、こうすれば片づけられる!という情報があふれています。
本来ならその人にあった片づけ方がわかればできる人も情報に振り回されてしまうような現状です。
自分でやり方を考えられる人、やり方を学べば行動できる人、自分にあったやり方を見つけるのにプロのサポートが必要な人、やり方が見つかったうえで行動につなげて続けていくのにサポートが必要な人もいます。
考えるのにも時間がかかりますから、考える時間がない人、どう考えたらいいか迷う人はプロに頼ったらいいんです。
その人にあったスピード、サポートで進めていく必要があります
生活を整えていくにはモノだけでなく、時間の使い方や、睡眠、健康、生活全般に関わることをまるっと考える必要があります。
大人数で作業に入り一気に変えてしまう方がいいケース、少しずつじわじわと進めていく方がいいケース
正解はありませんし、本人が思うスピードと実行できるスピードが違う場合もあります。
「全部捨ててしまえばいい」 だなんて、そんな簡単なことではないのです。