見た目すっきりを目指して数cmの差で戻しにくくなった失敗例。

ライフオーガナイザーではありますが、元の場所に戻すのが苦手です。

元に戻すのが苦手だからライフオーガナイザーになったと言ってもいいかもしれません。

ライフオーガナイズは、見た目がすっきりしていることや美しさより、そこに暮らす人が暮らしやすい仕組みをつくるというところが重要です。

 

そんな私ですが、浮気心で見た目を意識したがために失敗した例をご紹介します。

 

玄関から居間に抜けていく通り道にある収納。
古い団地でパントリーも玄関収納もクローゼットもないわが家の
様々なものがぎゅっと詰まっています。

 

子どもが食べるお菓子や乾物のストック、ふきんや手ぬぐいやハンカチ

学校に行くときに忘れがちな子どものハンカチやティッシュ

洗剤類・日用品のストック、薬、工具、化粧品

向かい側の壁にかけている鏡で身支度ができるようにドライヤーやメイク用品もここに。

 

今回、失敗した例はドライヤー収納の位置と方法です。

2段目左側、無印のポリプロピレン・引出式・浅型の上のカゴに入れていました。

上部にも十分な空間があるので、取り出しやすいしカゴを引き出すことなく戻せる。

戻すが苦手な私にとってアクション数が少なく戻せるというのはとても重要です。

 

ちょうど他の収納の見直しとの兼ね合いで深型の引き出しが1つ増えることになり

引き出しの位置を入れ替えて下の写真のようにしてみました。

ドライヤーのカゴ上の空間が狭くなりカゴを引き出すアクションが必要になりました。

ぱっと見た感じ、深型の引き出しが3つ並んでそろったようにも感じます。

その差、約5㎝。

「戻すのが苦手といっても、そろそろできるようになってきたし、片手で引き出せるからプラス1アクションだし」

そんな風に考えてやってみて数日後。。。

1アクションだと思っていた引き出す手間は、左手でカゴを引き出し右手でドライヤーを戻しカゴを押して元の位置に戻すという2アクションのプラス。

朝のあわただしい時間の中ではわずらわしさだけが目立ちます。

カゴの中に戻せなくなったわけではなく戻すことはできていましたが、スムーズにいかないストレスの方が際立ってきたので見直すことにしました

 

浅型と深型のケースを重ねて

ドライヤーは1つ上の段にあげて腰の高さで取りやすく戻しやすく

シンク周りで使うふきんを入れていたかご1つをここからシンク側に移動してみました。

どの写真も間違い探しのようですが、自分の行動のクセと収納の組み合わせ1つで戻しやすくも戻しにくくもなるという例でした。

 

吉村 あきこ

ライフオーガナイザー®として、特にADHD傾向のある方や片づけが苦手な方をサポート。完璧主義や罪悪感、思い込みなど、片づけの障害となる心理的要因に寄り添い、無理なく続けられる仕組みづくりを提案しています。
2012年からこの分野を学び、2023年にアメリカの専門団体「Institute for Challenging Disorganization®」にて日本人初のCPO-CDを取得
「片づけの負担を減らし、自分らしい人生を楽しめる人を増やしたい」との思いで活動中。

メールレター(無料)

がんばる片づけより、もどれるしくみ。

崩れても戻れる片づけのヒントを、メールでお届けしています。

メールレターを受け取る › いつでも解除できます
書籍『捨てるからはじめない 片づけのプロは何を「捨てた」のか』表紙

📖 著者・吉村あきこ の本

捨てるからはじめない
片づけのプロは何を「捨てた」のか

収納術もビフォーアフターも載っていない、「片づけの考え方」の本。Kindleで発売中。

Amazonで見る › 著者ページで他の本も見る
『分類の軸辞典 ──分けるを制するものは、片づけを制す』告知バナー

新刊・Kindle

『分類の軸辞典』

──分けるを制するものは、片づけを制す

「捨てる」の前に、「分ける」。現場で14年使ってきた48の分類軸を、迷ったときに引ける辞典にしました。前作『捨てるからはじめない』の考え方を、手を動かせる道具にした一冊です。

Amazonで見てみる →

Kindle|2026年7月19日発売