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自分の意思や性格ではなく、特性や障害・疾患が要因となって「慢性的に片づけられない」状態にある方のサポートについて学ぶ日本ライフオーガナイザー協会のCLO資格認定講座(CLOプログラム)。
個人的にできる範囲で紹介してみようというチャレンジを始めました。
協会の講座紹介ページには今提供されているプログラムのタイトルだけでなく、各講座の概要が書かれたシラバスも掲載されてるんですよ。
プログラムの構成
2018年12月現在、CLOプログラムは「CD分野」「ADHD分野」「Hoarding分野」「Aging分野」の4つの分野があり、それぞれレベル1・レベル2(各6単位)という2段構成になっています。(それぞれの概要は1つめの記事参照)
レベル1(6単位)を学んだ後、レベル2(6単位)を受講するとその分野のスペシャリスト試験を受験することができ、ICD会員(1年更新)を継続している限り何度でも繰り返し繰り返し受講することができます。
(修了申請やスペシャリスト資格を取得するかは必須ではなく、受講者各自の意思によります。)
今日はすべての基礎となるCD分野をご紹介。そのプログラム内容とは・・・
CD分野レベル1
1:CD=慢性的に片付けられない状態の基礎知識
2:仕事の範囲と道徳倫理
3:クライアントとの成功する関係づくり
4:人生における転機についての基礎知識
5:学習様式に関する基礎知識
6:脳損傷とAD/HD~欠陥か才能か?
CD分野レベル2
1:CD=慢性的に片付けられない状態のクライアントの遺産整理
2:高齢者の立場になって考える
3:CD=慢性的に片付けられない状態に関する知識と概要 上級編
4:ノンバーバルコミュニケーション
5:高齢者の引越・ダウンサイジングのオーガナイズをサポートする方法
6:慢性的に片づけられないクライアントに接する際の心構え
効率的な収納方法やモノの分け方・片づけのやり方を学ぶのでなく、オーガナイザーとしてどのようなスタンスで仕事を請け負うか、クライアントとの対応が思うようにいかない困ったときにどんな基準で判断するのか、CD状態にある方がどのように空間や時間を感じどんなことに困っているか、本当に幅広く基本的な内容が網羅されています。
このプログラムは協会(JALO)が年に1回開催している年次総会(カンファレンス)で行われた海外ゲストの講演がほとんどなので(そうなるように開催されている)、どんな内容か気になるライフオーガナイザーはカンファレンスに参加してみるという手も1つかと思います。
次回はCD分野レベル1 6単位分のプログラムで何を学んでいるかをご紹介します(つづく)
<CD状態について広めたいプロジェクト連続記事>