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今回は『自閉っ子、深読みしなけりゃうまくいく』
アスペルガー症候群当事者のニキリンコさんの本
前から気になりつつようやく手に取ることができました。
本当は別の本が読みたかったのですが図書館になかったのでまずこちらから。
アメリカの療育事情を花風社の浅見さんが取材に行き、
それをニキリンコさんがどう感じるのか話してもらおうというもの。
一番の感想は「みんなに読んでほしいなぁ」です。
浅見さんとニキさんのやりとりがかかれているのですがかなりの箇所で
なんともいえない気分になりました。
・「心の闇」とか深読みに終始していても無駄
・「親デバイド」
・「人に手伝ってもらったら意味がないぞ」って先生が言ったから、やらなかった。
・「残存能力」で勝負しなければならない
・均質的な国民性の中で「障害児だけに予算をかけるのは不公平だ」という人がいるみたい
・ふつうならわざわざ教えてもらわなくてもわかることを、
わざわざ教えてくれることには大変意味があります。
・駅前留学やエクセル講座とかではみんな自分のレベルにあったクラスを選ぶのに、
なぜ学校となると抵抗を感じてしまうのかわからない
などなど。。
ニキさんの言葉選びが鋭くてまだまだ自分の理解レベルじゃ難しいなぁ。。
と思うことがたくさんありました。
読みたかったのはこの本