○のない大人 ×だらけの子ども (袰岩奈々著)

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タイトルの通りですが、自己評価・自己肯定感に関する本です。
なぜ自己評価が低くなってしまうのか、どのようにすれば少しずつ高められるのかが書かれています。

小学生に向けた授業で「自分のいいところ」「クラスのいいところ」を探すワークで
「良くないところならすぐ思いつくけど、いいところなんてない」と頭を抱えてしまう子どもたち。

ゲームのような交流を取り入れると「課題」と受け止め「ちゃんとできてよかった」
「間違えずに言えてよかった」と答える子どもたち

「できないことはダメなこと」という価値観

幼児向けの教材でキャラクターが「できるかな?できたかな?」と問いかけ
全問正解すると特別なメッセージがながれる。
こどもだけでなく親にも「できないことはダメだ」と植えつけている

というところにドキドキしました。まさに自分が陥っていたから。

読めば読むほど ○のつけ方、×のつけ方、そしてその伝え方を意識する
必要があるなと考えさせられました。