アフィリエイト広告を利用しています
あっという間に1週間以上経過していますが、12月2・3日に香川県高松市で開催された日本ライフオーガナイザー協会の年次総会(カンファレンス)に参加してきました。
詳しいレポは「ライフオーガナイザー カンファレンス 高松」と検索していただくと、参加した多くのライフオーガナイザーの記事が色々出てきます。
日本ライフオーガナイザー協会は、アメリカにある研究団体ICDと提携していて、年次総会ではICDの主要メンバーが来日して長年の実践から積み上げた知識や経験を講演してくださいます。
その研究内容というのが「慢性的に片づけられない状態」の人たちの暮らしを整えるサポート方法について。
慢性的に片づけられないってどういうこと?
たとえば、結婚や出産、同居や引っ越し、転職や入学・進学など人生の転機のタイミングで一時的に片づけられない状態に落ち入ることはよくありますが、その状況が落ち着いてくれば元の片づいた状態に戻せる場合は慢性的に・・・には当てはまりません。
慢性的に片づけられない状態というのは、この3つの条件にあてはまる状態をさします
・長い間片づかない状態が続いている
・片づかない状態によって、日々の生活に支障が出ている
・片づけようと思っているがひとりではうまくいったことがない
こういった方の場合、雑誌や書籍などで語られる一般的な片づけ方法があわないこともあり
その人その人にあった進め方を見つけていく必要があります。
慢性的に片づけられない状態の方の中には、発達障害や脳の機能障がい等が原因の場合もあり、適切なサポートのためにその特性や特徴について学ぶ必要があります
(発達障害があるから片づけられないとか、片づけられないから発達障害があるというわけではありません。)
日本ライフオーガナイザー協会では、そういった方のサポートをするための専門知識を学ぶためのコースがあり、アメリカのICDのプログラムを日本語で学んでいるメンバーがいます(私もその1人です)
ひとりではどうにも片づけがうまくいかないと思ったら
まずはライフオーガナイザーに相談してほしいなと思っています。
ライフオーガナイザーは、「こうすれば片づけられますよ」など決めつけたりはしないはずです。
その人その人に寄り添って、進めていきます。
もし先ほどの3つの状態にあてはまるという場合には、専門の勉強をしているオーガナイザー(サーティファイドライフオーガナイザー)に相談した方がいいかもしれません。
たとえば膝の上以上にモノが積みあがっている、体を横にしたり床にあるものを踏まないと部屋に入れない、片づけようと思っても集中が続かない、すぐ飽きてしまう、ほかの事に気がそれてしまうという場合。
CLOはどんなプログラムを学んでいるの?
今年のカンファレンスでの講演は3つ
・ADHDのためのオーガナイズされた暮らし
・脳の実行機能について
・CD(慢性的に片づけられない状態)に関する知識と概要 上級編
その他にもこれまでのカンファレンスで行われた
・慢性的に片付けられない状態の基礎知識
・人生における転機についての基礎知識
・学習様式に関する基礎知識
・先延ばし癖をやめる方法~立ち止まり、熟考し、計画し、実行する
・オーガナイズを邪魔する怒りの感情をコントロールする方法
・ADDの基礎知識
などなど、多数のプログラムが協会の会員になることで受講することができます。
CLO資格認定講座を受講すると、このような過去のカンファレンスでの講演もオンライン動画で受講することができます。
ICDは長年にわたって研究を続けてきた団体です
そして、アメリカはモノを過度にためすぎて周囲の住宅に影響がある場合は、法律により強制的に退去させられるということもあり、慢性的に片づけられない状態の方、モノを溜め込みすぎてしまう方へのサポートの事例が数多くあります。
日本でも最近では、強制的に溜め込まれたモノを撤去する行政代執行を行うために条例が作られる・計画されている自治体も出てきています。
強制的に撤去しても、根本の問題は何も解決していません。
慢性的に片づけられない状態で困っている方が、少しでも楽に暮らせるように、片づいた状態を維持しやすいようにモノだけでなく時間や思考を整える方法も探って伴走しているのがサーティファイドライフオーガナイザーです。